国連職員になりたい人は当然、英語力がなくてはなりません

国際

国連職員はユニセフのような国連下部機関、ユネスコのような専門機関を含めた幅広い意味で、65,000人が働いているといわれます。
こうした国際機関で働く職員を国際公務員といい、公務員系の職種に就職を希望されている方にとっては、最高峰、ともいえる憧れの職業です。

仕事の内容は配属によって異なりますが、経済、医療、また開発途上国支援など専門的に行う「官僚組織」に所属するのが国連職員です。
国連職員として働きたいという人は、どのような資格が必要となるのかというと、最低限必要なこととして、語学力、学位、専門性があります。

語学力は必須

語学力は必須、というか持っていて当然の世界です。
国連職員になる方の中には、バイリンガルや帰国子女といった語学堪能な方が非常に多いです。
学位同行の前に、世界共通語となっている英語ができるということが大前提です。
スイスやオーストラリアといった国連グローバル事務局、またその下部組織など様々な国際機関で働くことになります。

英語を話せるということにプラスして、時事に精通した専門用語を駆使できる、問題解決に必要な議題に関して理解できるということも大切です。
国連では、応募の条件としてはっきりと語学力をあげていて、英語、フランス語に堪能、商務遂行が可能なことと書いています。
英語、フランス語を使えるようになる事、そこからさらに可能なら別の言語についても学んでいけたらよしと考えましょう。

学位は?

学士でチャレンジできる応募もありますが、通常、MBA、修士号以上の学位が必要とされます。
国連職員は何が一番求められるかというと、語学力のほか、専門性を求められるのです。
専門性とは何かというと、各国連機関で必要とされる「高度な知識と能力」で、各機関によって求められる能力が違います。

経済、会計、法律、行政、政治・・様々な分野の専門性が求められます。
国連職員を目指すのであれば、こうした分野でただ勉強するのではなく、専門性を持っているとしっかり証明できる能力が必要なのです。
国連に就職し、こういう分野で働きたいという目的を強くもち、そこに近づけるように大学の専攻などを考えていけるといいでしょう。

語学力、学位、さらに専門性と、国連職員になるためには様々なことが必要となります。
しかし、世界の大舞台で活躍できるという素晴らしい職業です。
英語などができることは当然、と考え、早くから英会話に慣れておくことも必要です。
この先、将来国連で働きたいという目標を持っている方は、先ず、専門性を持つために何が必要なのか、何をしたいのかをきちんと考え、計画性を持って進んでいってほしいものです。