語学の他にも知識が必要

通訳案内士とはその名の通り、通訳をしながら案内をするお仕事です。
たとえば、日本を訪れた外国人観光客に対して、日本の観光地や文化を案内、もしくは旅行中のサポートをします。
通訳案内士の仕事について詳細が気になる方はまずは下記サイトから、気になる生の声を見てみましょう。
>>大手小町

基本的には外国語を使ってガイドをします。
英語を中心とした語学力が必要となるお仕事です。

また、日本に訪れた外国人観光客を案内するのであれば、日本の歴史や観光名所、経済についても勉強しておかなければいけません。

観光客の病気や迷子、トラブルなどいんも対応できるような行動力も必要です。

観光客

初めて会う方を案内するのですから、コミュニケーション能力も必要。
技術と経験がものを言う、大変なお仕事です。

通訳案内士になるには

通訳案内士は国家資格があります。
試験を受けて国家資格を取らなければ通訳案内士にはなれませんから、1年に1度行われている試験について調べておきます。

受験資格には規約はありません。
外国語が1つでも得意であれば、誰でも挑戦することができます。

実は、2010年に行われた試験では、14歳の子が通訳案内士の資格を取得しました。
筆記試験だけではなく口頭での試験もあるので、難易度が高く、日本への知識も求められます。

外国人でも受験可能です。
英語やフランス語、スペイン語、ドイツ語などを含めた10か国の言語であれば、通訳案内士の資格を取得することが可能です。

これまで旅行などで通訳が同行する場合、通訳ガイドとして免許を持っている者が同行していました。
2006年から法律が変わり、基本的には通訳案内士の資格が必要となったのです。

ボランティアの場合は、誰でも「通訳案内士だ」と名乗ることができます。
ですが、報酬が発生する場合国家資格を有していないのに通訳案内士だとして働くと、違法となります。

通訳案内士の国家試験について

通訳案内士試験は、8月下旬から9月上旬で行われます。
1次試験では筆記試験が実施され、それに合格された方が11月下旬から12月上旬にかけて、2次試験を受けます。

2次試験を受けることができるのは、全国ではありません。
英語、中国語以外は東京でしか行われていないので、場所を確認しましょう。

合格後には、通訳案内士登録証が渡されます。
それを持っていると通訳案内士として仕事ができるようになります。

合格したばかりの方は、会社や団体が行っている研修や、説明会に参加してみてはいかがでしょうか。
通訳案内士は主にフリーランスで働く方が多く、紹介してもらう場合には日本観光通訳教会もしくは旅行代理店などに登録をして紹介してもらいます。

経験があるとないとでは、仕事量も変わってきますのでまずは経験を積まれることをおすすめします。