ハイヤーってなんだろう?

タクシーという言葉はよく聞きますが、ハイヤーという言葉、聞いたことがないという若い方もいるかもしれません。
またハイヤーという言葉を知っているという人の中にも、タクシーと同じようなものだと考えている方がいます。

ハイヤーというのは、数多くの交通機関の中でも、ただ移動のためだけでない特別な「個別輸送機関」です。
例えば企業の役員クラスの移動手段、海外のセレブ、VIPの送り迎えなど、特殊な場合、エグゼグティブ層を顧客にしているのがそうです。

どっちにしても移動手段ということはタクシーもハイヤーも変わりない・・・と考えてしまいがちですが、ハイヤーというのは完全予約制です。
また利用される方の格式を重んじ、利用することが多いのがハイヤーです。
勿論運転手はマナーを理解し、丁寧人対応できることが求められます。

タクシーは街中でも駅前でも捕まえる事が出来、手をあげたりすると止まってくれて、利用できます。
個人でももちろん利用しますし、社員の帰宅などでも利用されます。
お酒を飲んだ後などは、その後、利用することも多いです。
清算は後払いだったり、部署別に集計する契約となっていたり、様々です。

資格などが必要なの?

お客様を乗せるということになるので、タクシーもハイヤーも当然2種免許が必要です。
しかしそのほか、ハイヤーの資格やタクシーの資格などはありません。
ハイヤー等を営む企業が条件や規則を設けて雇用し、働く際にも厳しい条件を設けて業務を行っています。

例えばあるハイヤー・タクシーの会社の場合、ハイヤー乗組員となれるのは試験があり、最終合格率は20%と、かなり狭き門です。
しかしタクシーは売上性となっていますが、ハイヤーの場合、お得意さまから依頼を受けていくことになるので、通常、売上性とはなっておらず安定しているという魅力もあります。

英会話力なども必要となる

安全運転の教育もしっかり行われていますし、ハイヤーはVIP、世界の要人などをのせる事が億なるため、どうしても英語力が必要となります。
何か尋ねられるということもあるので、質問に答えられないようでは困ります。
そのため、英語力も必須となるのがハイヤーの運転手なのです。

またハイヤーは、セダン、ハイブリッドカー、ワゴンといった様々な車種を乗りこなす運転技術も必要です。
時に、数人のVIPをのせて運転するということもあるので、どのような車でも乗りこなせるという運転技術も必要なのです。
役員や海外VIPの方々に失礼がないように、礼儀正しくマナーよく、また海外の要人の方々には、海外のマナー、規則で対応することが必要となるので、海外の文化を理解し、マナー、規則などもよく勉強しておくことが必要です。