90年の歴史がある
米国公認会計士は、米国式会計のエキスパートです。
アメリカでは、90年もの歴史のある職業で、資格を取得すると財務会計業務だけではなく経営コンサルティングのプロとしても働くことができます。
基本的には「数字に強い」「会計に関する専門知識を持っている」などのことが必須です。
米国公認会計士の資格は、英語による試験なので語学力も必要。
会計のプロですが、同時に経営コンサルのプロでもあります。
ビジネスシーンを開拓していけるような、積極的な人材が求められています。
会計はもちろんですが、法務、財務、経済、IT、内部統制などの幅広い分野の知識が必要です。
米国公認会計士になるには
資格を取得しなければいけませんが、2011年から日本国内での受験も可能になっています。
米国公認会計士では英語力が必要ですが、書く力も読む力も必要です。
TOEICや英検などで出題される文法ではなく、比較的シンプルな英語で試験内容が書かれています。
基本的な英語力だけあれば受験可能ですが、当然ながら「専門用語」が書かれているので、専門分野については英語で学んでおかなければいけません。
米国公認会計士の資格は、米国でのみ有利かと思う方も多いでしょう。
実は、日本でも重視されつつある職業です。
就職や転職の際には有利に働くでしょう。
資格取得後の将来
日本国内では、監査法人や一般企業などで活用できる資格です。
会計だけではなく、起業コンサルタントとして活躍することができるでしょう。
ですが、海外でキャリアを積みたいと考えている方に一番おすすめしたい資格でもあります。
日本企業では求人に需要はあるものの、やはり海外には負けます。
現地での税制や商法など、理解が難しいこともあるかもしれませんが、永住を考えている方にはきっと役立つ資格です。