点数での判断

ノートとペン

TOEFLは、1964年に英語を母国語としていない国の英語コミュニケーション能力を計るテストとして開発された試験です。

米国非営利教育団体が主催しており、大学のキャンパスなどでの実生活上で必要な、「聴く」「読む」「話す」「書く」の4つの英語力を総合的に判断します。

TOEFLもTOEICと同じように点数がつけられます。
合否というものはなく、すべて点数で判断される試験です。

TOEFLは、世界中の英語検定テストの中でも幅広い国で受けられているテストです。
約130か国の期間が利用しており、世界中では3000万人ほどが受験をしています。

留学生の選抜のために学校が受けさせたり、留学先での他の留学生との英語能力を比較するときには、TOEFLの点数が話題に上がるはずです。

こちらの方は、日本人はTOEFLの点数が低くても問題ないと話されています。
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日本では、教育機関の学内単位認定や、入試での優遇などの目安として利用されています。
また、海外派遣などの企業からの選抜の目安としても利用されます。

一方、先ほどのブログでは「点数が低くても問題ない」という話でしたが、TOEFLのテスト自体、日本人には必要がないという声も。
大学ではほぼ、不必要な試験ですし、点数がどうであれ点数が低いから就職に不利、ということはないでしょう。

TOEICとTOEFLの違いは?

皆さんが気になるところは、TOEICとTOEFLの違いではないでしょうか?
TOEICの方が聞きなれているという方も多いでしょう。

完結的に言えば、実践力として必要となるのは英検、そしてTOEIC、TOEFLという順に並べられます。
難易度でいえば、英検2級よりもTOEICのほうが少し上で、英検一級と同等レベルがTOEIFPBT、それよりも下がTOEFLibtです。

TOEICは集中力と反応速度が重視されます。
ビジネス形式の試験で、リスニングとリーディングで判定されます。

履歴書に書けるのは、TOEIC600点程度が目安です。
それより上の場合は、800程度であればA判定が貰える基準です。

TOEFLは4つの技能で点数がつけられます。
留学・学術向けのテストで、検定料が高いことが特徴です。
履歴書ではあまり認知されない試験であり、もし書く場合は70点が目安です。

では、英検とはどう違うのかというと、英検は単語力が重視されています。
特に英検1級ではリーディングや英作文が重要視され、単語問題では大きな差がつきます。

スペルや文法の正確さも問われるので、英検3級以上からは履歴書に書けるレベルです。
正確な英語の文法力や単語力を証明するためには、英検が最適です。