ホテルスタッフ

ホテルスタッフこそ、英語に近い職場です

食事

ホテルには沢山の方が訪れています。
ビジネスで利用される方もいますし、プライベートで利用される方もいます。
ホテルのグレードによってビジネスマンが利用しやすい料金のところもあります。
女性に特化したサービスを提供するホテル、また海外の方が安心して宿泊できる英語力の高いホテルなどもあります。

ホテルでもロビーやベルボーなどお客様と直接対峙する職業では、英語が必要となりますが、そのほか、別のお客様の対応がない業務に関しては、英語力が必ずしも必要ということはありません。
ただし、大手外資系ホテルは、どの業務に関しても一定の英語力を持っていることが必須といわれています。

どのくらいの英語力が必要なのか

外資系ホテルの場合、どの程度の英語力が必要なのかというと、先ず、大学生の場合、TOIEC600点以上、またそれと同じくらいのレベルの英語資格を取得している事、また予定があるということ、短大、専門学校生の場合、TOIEC470点以上、それ相当の英語資格を取得もしくは取得する予定がある事、そのほか英語に堪能であることとしています。

では、TOIECで600点以上というとどのくらいのレベルになるのかというと、英検2級から準1級くらいのレベルです。
ホテルの就職試験では、この資格が必要とかTOIEC600点以上ないとダメ、ということは書かれていません。
しかし、応募資格となっていなくても、ホテルスタッフは海外の方にサービスを提供することが多いので、英語力は必ず大きな味方となります。

英語以外にも持っておくといい語学力

英語以外、そのほかの言語に関しても、会話ができる、堪能であるという方は転職や就職の際、大きく役立ちます。

例えば最近多くなっている韓国の方、中国の方、台湾の方などに対し、コミュニケーションが取れる方は有利になるでしょう。
この先、これらの言語に関して、都市部以外、観光地と呼ばれるところでは雇用が多くなることが考えられます。

語学力以外、必要なマナー力

日本はマナー、礼儀の国といわれるくらい、海外から見るとしっかりした失礼のないマナーと礼儀の国といわれています。
日本のホテルの宿泊に慣れているという外国人は、その日本のマナーに慣れていますので、当たり前のようにマナー力を求めています。
英語ができるということは当たり前で、気持ちよく会話ができる英語力をつけ、マナーや礼儀を重んじたサービスができるスタッフにならなくてはなりません。

接遇という言葉がありますが、それ以上に、相手の方の立場に立ったサービスが必要となってきます。
そのためにも、英語力やそのほか、言語の能力をしっかりあげて、適切で思いやりのあるホテルスタッフになって頂きたいと願います。